BLOGT’sストーリーと日々の出来事

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T’sレストラン14周年の日に。

T's ストーリー

2023年9月25日を迎えました。


T’sレストランは、14年前の今日オープンしました。

今日から15年目に入ります。
正直、そんなに月日が経ってしまったのか…と信じられない気持ちです。
まだ2009年のオープン当時のことをしっかり覚えていますし、オープンしてからT’sレストランに関わってくださったスタッフ、アルバイトの皆さん、業者さんのお顔や、数々のエピソード・・・それら一つ一つがすべていい思い出となっています。

そして、何よりもT’sレストランに足を運んでくださったお客様皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

お客様から聞いた言葉、エピソード、表情などがどれだけ私達を元気づけてくださったことか!喜びを与えていただけたことか!懐かしく、ありがたく思い出します。
そういう一つ一つを思い出しながら今、文字にしていますが胸がジーンとして涙が出てきます。

メニューも段取りも何も決まっていないのに、お店を開こうと、よく思い切ったな!
しかもヴィーガン・プラントベースという新たな業種でメニューを考えるということ・・・

今振り返るととっても無謀な冒険だったと思います。

専業主婦だったために、ビジネスを始めるにあたり、どのようなことを考えなくてはいけないのか、ビジネスがどれだけ大変なのか、しっかりとわかっていなかったからこそ行動できたんでしょうね。

「Coming Soonでいいです!」という言葉に惹かれて、その時その時に出会っていた方々に頼りながら「今」できることを楽しんでやろう!という合言葉で前に向かって進んでいったこと。
今思えば、私のような頼りない者を代表にして、よく周りの人が助けてくださったなぁ…と思いだします。

これで行こう!というメニューがあって、お店のオープンを決めたのではないのに、4か月でお店がオープンできたこと、今でも驚きです。

・今の時代と違いプラントベースのデミグラスソースを一から考える!

・ヴィーガンチーズもない!

・当時野菜カレーと言ったら、カレーソースには、チキンエキスかポークエキスが入っていて、お肉を入れずに野菜だけはいっているものを野菜カレーという時代。

・ホワイトソースは、牛乳とバターと小麦粉で作るというメニュールールの中、乳製品を使わずにホワイトソースを作るのには、どうするの?というところから。

・
マヨネーズも、卵を使わないマヨネーズが全く世の中に存在していない。

・卵、生クリーム、バターを使わないでケーキって作れるんだろうか!

そんなところからのスタート!

シェフでお願いした人が、毎日毎日ソースづくりばかりの作業、オープンに関わってくださっていた人たちは、この先本当にこのお店はオープンできるんだろうか?!と心の中で不安に思っていたに違いありません。
メニュー用の写真撮影のため、8月のお盆休みに、フードコーディネーターの方にもお願いして時間を空けておいていただきましたが、まだ一つとしてメニューが決まっていない状況。

今思い出すとありえません。

今になっては懐かしい話ですが…
実は私の想いは快適で毎日ワクワク、楽しかったのです。
どんな時も私の周りにいる方に伝えていたことは・・・

・何が起きても、焦ることはない!苦しむことはない!不安や心配は禁物!
・楽しんで、その時その時を大事に過ごしましょう!
・「今が一番大事!」の精神で過ごしましょう!

このことを言葉でもメールでも伝えました。

私はメニューを作ることもできませんし、ビジネスの専門家でもない、関係者を快適で楽しい気持ちにまとめる役!

一人一人が自分の役目を楽しみながらやってくれたらいいな!ということを思っていました。
そんな日々を過ごしながら、メニューについても、完成する時には完成するんですね。
一つ一つお料理ができ、シェフが盛り付けをしていた時に、誰もが、吸い込まれるような気持ちになりました!

すごい!すごい!
きれい!
こんなお料理見たことない!
これ食べても、動物性とは思えない・・・

なんて興奮しながら言葉にしていたのを思い出します。


その時のシェフがもともと建築学科設計をされていた方。ですからお料理も盛り付け方が違うんですね。

最近私は皆さんの前でお話をさせていただく時、「今の時代は、一人一人の得意分野、特技、長所、体験、経験を使って楽しんで形にしていくのが大事!」と言葉にしていますが、まさにこのシェフもそうでした。

建築学科設計士という得意分野や知識などをお料理に生かしていたんですね。

これは一例ですが、T’sレストランに関わってくださった一人一人が持っているものを出し合って、形になり、無事オープンもできましたし、その後、この精神が受け継がれ、丸14年間の歩みを続けてこれたんだと思っています。

現在T’sレストランが、ヴィーガン界の老舗の存在と言われることがありますが、たまたま早くにスタートしたのであって、今この分野をやって行こう!と思われる方が増えて、皆さんと共に体に優しい食を通して、よりすごしやすい環境、食べやすい環境、誰もが一緒に同じものを食べれる幸せを味わえる環境!そしてこれからの未来に向かって快適な環境づくりを急速に作れるようになっているのだと思います。

スーパーに行っても大豆ミートコーナーがあったり、プラントベースコーナーがあったり…時代の変化を日々感じます。
これからも「健康と快適」を軸にして一人一人が自分自身を大事にし、理想的な家族、理想的な友達関係、理想的な職場、理想的な学校、理想的な地域、理想的な日本ができ、日本から争いのない理想的な世界を目指して行けたらいいですね。



食が一人一人の笑顔を作り、一人一人の快適さを作り、一人一人の体を作っているのを感じます。
「食が自分の体を作る!」ということ。
まずは「百聞は一食に如かず!」ということで、T’sレストランにぜひ足を運んでいただけたら!と思います。
自ら納得して、自分自身を大事にしてプラスの道を歩んでいくこと!

それをまた発信しながら、15周年に向けて歩み続けたいと思います。


どうぞよろしくお願いします。

T’sストーリー

当店のオーナー 下川 祠左都によるエッセイ「T’sストーリー」は2010年1月から始まりました。専業主婦からレストランの経営者へ。そこから始まる物語をつづっています。

ぜひ最初からご覧ください。

第01回 「プロローグ」

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