BLOGT’sストーリーと日々の出来事

10

オープン12周年を迎えて

T's ストーリー

2021年9月25日、T’sレストランはオープン12周年を迎えることができました。

「誰にとっても大事な『健康』の大切さを、食を通して発信すること」をコンセプトに2009年9月25日にオープンしたT’sレストランは、お肉が好きな人も食べない人も、食の背景を気にせずにみんなでたのしく食事ができる場を目指しています。「お肉やお魚を使っていないのにおいしい!」という驚きや感動をお客様にお届けできるように日々研究を行ってきました。

「植物性素材だけでもおいしく食べられるんだと気づきました」、「T’sレストランの食事を食べたことで、『時々ヴィーガン』を取り入れるようになりました」というお客様からのお声を聞けたときは、とても嬉しく私たちの励みにもなっています。コロナ禍という大変な時代ですが、お客様の喜びを糧に、こうしてお店を存続できていることは大変有難いことです。

T’sレストランにいらしてくださるお客様、テイクアウトやデリバリー、オンラインなどでT’sレストランをご利用してくださるお客様、これまでにT’sレストランで勤務してくださった皆様、いつもお世話になっている業者の皆様、T’sレストランの想いに共感していただき、発信してくださる皆様・・・
T’sレストランの12年間を支えてくださった、すべての方々に心から感謝を申し上げます。

どうもありがとうございます。

12周年にあたり、最近のT’sレストランの取り組みについてご紹介します。

T’sレストランではこれまでに、店内でお食事されるお客様にだけではなく、お店に来られない方にもヴィーガンを楽しんでいただける活動=「スマイルベジプロジェクト」にも取り組んできました。ヴィーガンのおいしい食事を体験できる場を増やしています。レトルトカレーの販売や、ヴィーガンヌードルの監修はその一例です。ヴィーガンヌードルは発売から6年が経った現在、輸出も拡大し世界中の方々が楽しんでくださっています。
さらに、ご家庭でヴィーガンを楽しむ商品を販売するだけではなく、地方自治体と協力して、学校給食への食材提供などヴィーガンを身近に感じてもらえる取り組みも行ってきました。

2015年に茨城県つくば市でスタートした学校給食への食材提供。7大アレルギーの食材を使っていないカレーを提供し、「みんなで食べる学校給食」を実施していただきました。いまでは、静岡県御殿場市や茨城県常総市にも輪が広がっています。

12年目はコロナ禍で大変な状況でしたが、スマイルベジプロジェクトをさらに推し進めました。

3月に立ち上げた飲食店向けのウェブサイト『太陽と大地のごちそう 』では、全国の飲食店で手軽にヴィーガンメニューを取り入られるようにヴィーガンの食材を販売しています。
さらに、9月15日に『TULLY’S COFFEE 』で発売されたプラントベースのラザニアとタコライスの開発に協力させていただきました。一部の店舗を除き、全国の各地の店舗で販売しています。企画から発売まで1年半という長い期間を要しましたが、ヴィーガンとは思えない完成度になっていますので、お楽しみいただけたら幸いです。

これからもスマイルベジプロジェクトを推進していきますが、13年目はこれまでとは少し違った広がりが生まれそうです。というのも、プロジェクトが発足した当初は「健康」を軸に取り組んでいましたが、最近では将来の地球環境を考えて、ヴィーガンに興味を持ってくださる方が増えてきました。SDGsの考え方が広まり、「自分たちが取り組める身近なこととしてヴィーガンの食事にチャレンジしています」というお声をよく耳にします。私たちはこのプロジェクトを通じて、環境問題をきっかけにヴィーガンの食事をされる方にも、お肉が大好きな方にも、「ヴィーガンでも十分においしいから続けられるね」と思っていただける場を増やすことも大切な使命であると考えています。
「自分の1食が将来の地球環境につながる」
そういう大切な想いが長く続けられるような「食」を、これからも提供していきたいと思います。

13年目がスタートしました。
これからどんなストーリーが生まれるのか、楽しみです。
1日でも早くコロナが落ち着き、安心して過ごせる世の中になるといいですね!
まずは一人一人が自分のことを大事にし、いつも目的に向かってプラスになることを選び、毎日楽しんで過ごせるように、心がけていきましょう。
どうぞよろしくお願いします!

T’sストーリーについて

当店のオーナー 下川 祠左都による「T’sストーリー」は2010年1月から始まりました。専業主婦からレストランの経営者へ。そこから始まる物語をつづっています。

ぜひ最初からご覧ください。

第01回 「プロローグ」

RELATED関連記事

よく読まれている記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP