BLOGT’sストーリーと日々の出来事

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第24回 「心身健康」の大切さ

T's ストーリー

2012年初めての「T’sストーリー」です。
今月はどんな話題にしようかな…と考えた時、まず頭に浮かんだことは、「健康」の大切さについてです。
2012年がどんな1年になるのか、今の時点では、全くわかりません。
こんな年にしたい!こんなことをしたい!こうなったらいいな・・・というようなことは思えても、実際に2012年の最後になって振り返った時、きっと予想もつかないようなことがたくさん起きている1年になっていることでしょう。
そういう中で、まず何と言っても、自分自身が「健康」であることが一番ですね!
「健康」が土台になっていれば、なんでも挑戦できるし、どんなことが起きても、前へ向かって前進できるのですから。
「健康」でなかったら、どんなに大きな夢を持っていても、自分自身では行動できなくなってしまい、また思考回路も万全でないから、いい考えも浮かばなくなってしまいます。
マイナスのことも考えてしまいます!
「健康」であったら、今の状況がたとえ良くないとしても、今の段階を0として、それよりも前へ向かうことができ、必ず今よりいい状況にしていくことができます。
自分自身が「健康」を大切にし、「健康」であることがどんなにありがたいことかと思っていると、自分の周りにいる人にもそのことが伝わり、周りの人も、同じような考え方になり、それによって、自分の周りの人と一緒に、楽しく、明るく、関わることができていかれます。
自分自身が「健康」であることで、物事のとらえ方がいつもプラスを選んでいかれるようになって、その場が楽しくなります!
「健康」であることは、肉体も精神も健康であることを意味しています。
まさに「心身健康」です!
日本中の人、いや、世界中の人が、「自分自身常に心身健康が大切!」と思えたら、どんなに素敵な平和な理想的な世界になることでしょう。
毎日みんないざこざも起きないでしょうし、温和で、平和で、穏やかに過ごせることでしょう。
勉強も仕事も、能率的に、活発に、楽しくできることでしょう。

そういえば、先日こんなお話を聞くことができました。
実は、スウェーデンに住んでいる日本人の方が『T’sレストラン』にいらしてくださったことで、その方とお友達になることができました。
『T’sレストラン』の「T」のつながりで、次々と不思議なつながりが生まれ、今、その方Sさんとメールで親しくお話ができるようになっています。そのSさんから聞いたお話です。
Sさんは、約20年前ごろからスウェーデンによく行かれるようになったようですが、「人間に大切なものは何だろう?」と思って、親しくなったスウェーデンのお友達やそのご家族に、「あなたにとって一番大切なものは何?」と聞いていたそうです。その多くの人が、「心身共に健康であること!」と答えていたそうです。つまりスウェーデンでは、心身健康が大切だと思っている人が多いというわけですね。
そのお話を聞いて、心身健康が大切であると思うことは、万国共通なんだな、と思いました。

自分自身が「健康」であるように心掛けるには、まず、「睡眠」「食事」「排泄」の3つが大切です。
赤ちゃんを想ってください。
生まれてきたばかりの赤ちゃんができることと言ったら、まさに、寝ていることと、お腹がすいておっぱいを飲むことと、排泄をしておむつを取り替えてもらうことですね。
赤ちゃんがだんだんと成長し、色々なことができるようになってくると、したいことや、やるべきことをするのが中心となり、だんだんと複雑化してきますが、大人になっても、何歳になっても、この「睡眠」「食事」「排泄」は、ずっと続いて行われることで、どれが欠けても、成り立ちません。でも、どういうわけか、この3つが後回しになっていることが多いです。
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徹夜で勉強したり、睡眠不足になりながら、仕事をすることもあります。
食事の時間も規則正しく守れず、勉強や仕事を優先にしたり、ある時は、1食抜いてまで頑張ってしまう!ということもあります。
トイレに行きたくても、会議中だから抜け出せないと思って、トイレに行くことを我慢してしまうこともあります。
赤ちゃんの時は、何もまわりのことを考えずに、本能で求めるままに、泣いたりして意思表示をし、この大事な3つをしているのですが、どうも年をとるにしたがって、この大切な3つがないがしろになってしまったり、後回しにされたりしているのですね。
私は、ここ数年、本当に幸せで過ごせるためには、なんといっても「健康」が大切であると心から思い、そのためには、まず、「睡眠」「食事」「排泄」をしっかり守ろうと思って行動しています。
「睡眠」をしっかりとることで、翌朝目が覚めた時は、爽やかに起きることも出来るし、1日中、気分がいいんですね。
何かあっても、そうだ!といいひらめきも起きます。
何か困ったな…と思うようなことを聞いても、落ち込まず、大きな気持ちで、対処できます。
以前は、毎日睡眠時間が3~4時間でも平気!と思い込んで過ごしていましたが、これでは、いつか自分自身がダウンしてしまう!と思いました。
病気になってからでは遅い!日々の生活が大切だ!と思って、最近では、何かやりかけていても、決まった時間になったら、寝るように心掛けるようになりました。
そうすると、朝目覚めてから、取りかかるのがすごくスムーズで、時間もかからず、きびきびとできるのですね。
やっぱり「睡眠をしっかりとる」ということはすごいことだな!とその度に思います。

「食事」に関しても、以前は、食事の時間を削っても、目の前のことを大事にして、頑張ってしまっていました。でも、お腹がすきながらやっていると、やっぱり集中力にかけるんですね。いい笑顔も出ないんですね。たとえ顔で笑っていても、やっぱり真の笑顔にはならないんです。
今は、ゆっくり食べる時間がないとわかっている時は、おむすびを持ち歩き、周りの人を気にせず、まず、自分で自分を守るんだ!という精神で、お腹に入れるようにしています。
おむすび一つお腹に入れることで、また、行動する力がアップします!
そして、「健康」を意識するようになったら、自分でいつも自分自身の体のことを守っていく!という気持ちが日々の生活の中で、身に付き、周りの人にも遠慮せず、「今から食べます!」と言えるようになりました。
お腹がすいてイライラしている人を、どこかで見かけたことってありますね。
どんな人も、お腹が満たされていると、笑顔で、穏やかにお話ができるって、なんかわかる気がしますよね。
そのくらい、「食事」は大切なんですね。
「腹がへっては戦(いくさ)もできぬ!」という言葉があるくらいですものね。

「排泄」に関しても、私は、大切にしています。
以前は、トイレに行くことが少なく、それをいいことだ!と思っている自分がありました。
でも、よくよく考えたら、トイレに行くということは、体の中のいらないものを外に出すことです!
体によくないものをずっとためていては、決していいことありません。
数年前から、「デトックス」という言葉が流行り、色々な紙面などでも見かけます。体内に溜まった毒素を排出させるという健康法のようですが、私たちは何かに頼らなくても、まず「トイレに行くこと」をもっと意識したら、いいのではないかと思います。
何かに集中していると、トイレに行きたい!と思ってもこれが終わってからトイレに行こう!とか、一段落したらトイレに行こう!と思って、トイレに行くことを後回しにしてしまうことがあります。
たとえば、掃除機をかけていたら、この部屋が全部終わったら、トイレに行こう!とか、お料理を作っていたら、この野菜を全部切り終わったら行こう!とか・・・
でも、最近の私は、まずは、自分自身の健康が大切だ!と考え、そのためには、トイレに行きたい!という信号を脳で感じたら、何をおいても、まず、トイレに行くことを優先しよう!と思って、行動しています。
ですから、たとえ、誰かと電話をしていても、その人に、「ごめんなさい。ちょっとトイレに行きたいから、もう一度電話をしてもいい?」と言って、トイレに行くようにしています。
会議中であっても、トイレに行くことを実践。
周りの人に「あの人、よくトイレに行くね!」と思われても、いいんだ!
それよりも自分の健康は、自分で守らなければ!と思って、毎日トイレに行くことを大切にしています。
そうすると、1日に何度トイレに行くかわからないほど、よく行くんですね。
これだけトイレに行かれるということ、すごいな!と自分でもびっくりしています。
きっとこうやって何度もトイレに行くことで、私の体の中に、よくないものが溜まらないようになっているのではないでしょうか!

数年前までは、私は、腰痛に悩まされ、肩こりもひどく、どれだけ、整体の先生にお世話になったかわかりません。
それが今では、すぐ腰がずれてしまうような体であったことが信じられないようになっています。
肩こりがあると、肩や首あたりはもちろん、頭痛がしたり、不眠になったり、不快感からイライラしてしまうこともあります。
それが、トイレの我慢をしないようになることで、腰痛や肩こりを感じずに、毎日楽しく、元気に過ごせるようになっていること、本当によかったな!と思っています。
このように「睡眠」「食事」「排泄」の3つを大事にして、日々「健康」を意識して行動している中で、最近は、人との出会いもいい形であったり、いいタイミングで、物事が目の前に起きたり、不思議だな!と思えることがたくさん起きています。
心身健康であると、毎日がこんなに楽しくなれるんだ!ということを実感しています。


『T’sレストラン』のブログでも紹介させていただいていますが、1月23日に行われたディナーコンサートもまさにそうです。
『T’sレストラン』で行われるディナーコンサートも第13回目となりましたが、二胡コンサートは初めてです。二胡とは、中国の伝統的な擦弦楽器の一種です。中国と関わりのある楽器を使ってのコンサートが開催された日が、なんと、旧正月の日、春節であったわけです。
二胡奏者の太田久遠さんがお話しされる中で、わかりました。
1年に1度のお正月の日に、このような中国に関わりある楽器を使ってのコンサートができたこと、本当にびっくりです。計画して選んだのではなく、たまたま2012年1月23日を選んだのですが、まさに中国にとって大切な日、春節の日に、二胡コンサートができたのも、不思議なことの一つです。

また、昨日1月24日、東京駅エキナカ『T’sたんたん』の今後の開発を兼ねての写真撮りをしました。
写真撮影をしている中で、これがあったらよかったな!というものがありました。でも、もう今日は、食材を用意していないからいつかまた別の機会にしましょう・・・と担当の方と話をしていたのですが、なんと、急に、その必要とするものが、前ぶれもなく届いたのです!
もう本当にびっくり!
何も知らないで届けてくださった人にも、この話をし、目を真ん丸にしながら、びっくりしたり、ワクワクするような気持になったり!
そして、すぐ担当の人にも話をし、開発のスタッフにも話をし、すぐ取りかかり、写真撮影時間内に完成し、一緒に写真を撮ることができました。
全てがタイミングのよさで、どう表現していいのかわかりませんが、本当に感謝の気持ちしかありません!
自分たちで何かをしたのではなく、まさに、目に見えない自然界の力というのでしょうか、何かに応援してもらっている中で、次々と前進できているのです。

常に、「健康」を意識して、自分自身の健康を守るために、「睡眠」「食事」「排泄」を実行し、「今」という時を大切にしながら行動し、好き嫌いではなく、プラスを選んで行動していることで、本当に、皆さんに助けていただきながら、今の『T’sレストラン』『T’sたんたん』ができている気がします。
『T’sレストラン』『T’sたんたん』に関わっているメンバーはもちろんのこと、お客様、業者さん全てが、不思議な形でつながっています。
毎日毎日、本当にありがたいなぁ…と思い、皆さんと出会えたことを喜び、感謝の気持ちで、過ごしています。
「T’sストーリー」を書き始めたのは、2010年1月25日からです。ちょうど今日で丸2年です。昨年、3月11日の地震で、自粛させていただき、お休みをしたために、今回が24回目となっていますが、この丸2年を迎える日に、改めて「健康」ということについて、この場でお話しさせていただけたのもよかったな!と思います。
『T’sレストラン』『T’sたんたん』は「食」を通して、健康の大切さを伝えたい!と思ってできたお店です。
2012年、『T’sレストラン』『T’sたんたん』がどのような歩みをしていくのか、今の時点では、全くわかりません。
先のことはわかりませんが、常に、関わっていくメンバー1人1人がまずは、自分自身の健康を意識し、自分自身を大切にしていく中で、美味しいものを作り、お客様に笑顔の接客ができ、お客様がお食事をされながら、楽しい時間を持っていただければ!と思います。
また、お客様にも、動物性食材を使わない食事だけど、美味しくて、カラダに優しいんだ、カラダが喜んでいるんだ!と思っていただけたら嬉しいな!と思います。

皆さんと共に、2012年も健康で、毎日が楽しく過ごせるといいですね。
今年もどうぞよろしくお願いします。

T’sストーリーについて

当店のオーナー 下川 祠左都による「T’sストーリー」は2010年1月から始まりました。専業主婦からレストランの経営者へ。そこから始まる物語をつづっています。

ぜひ最初からご覧ください。

第01回 「プロローグ」

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