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第10回 なぜ動物性食材を使わないのか

T's ストーリー

「T’sストーリー」を更新する日となりました。
先月2010年9月25日、太陽と大地の食卓『T’sレストラン』がオープンして丸1年が経ちました。
第1回から第9回までの「T’sストーリー」で、どんなふうにお店が出来たのか、皆様に分かっていただけたと思います。
今回からは、毎回何かテーマを考えて、お話しできればいいなぁと思っています。

『T’sレストラン』では、お肉・魚介類・乳製品・卵を一切使わないお料理を提供していますが、メニューはすべて乳製品や動物性食材が欠かせないようなものばかりです。グラタンやラザニア、ピザやパスタ、カレー、そして餃子や坦々麺など、一般的には動物性食材で作るメニューを、旨みはそのまま、動物性はなしで、ご提供できることを試行錯誤してきました。
今回の「T’sストーリー」では、
「なぜ『T’sレストラン』が動物性食材を一切使っていないのか?」
この点についてお話させていただきます。理由は2つあります。
まず1つ目の理由です。
「『T’sレストラン』は普段お肉などを食べている人たちに、健康を目指す食事を改めて見直してほしい!」ということです。
皆さん! カレーやミートソースを作る時のことを頭に描いてください。
カレーを作る時、油を入れ、お肉を入れて炒めていると、お肉から脂が出てきますね。それが旨みとなるのですが、実際にカレーを食べ終わって、お鍋を洗おうとする時、スポンジに洗剤をつけて洗っても、汚れはなかなか落ちません。
ミートソースの時も同じです。ひき肉から出る脂で、玉ねぎや人参等を炒め、トマトソースなどで味つけをしますが、食べ終わってミートソースのお鍋を洗う時は、スポンジはベトベトになります。その後そのスポンジが使えなくなってしまうほどです。
その理由は、温度が高い時はとろとろの脂が、温度が下がったことによって固まってしまい、スポンジにこびりついてしまうからです。
実は、これと同じ状況が自分たちの体の中でも起こっていることにお気付きでしょうか?
口に入れる時は、やわらかくて、ジュワーッとした脂身ののったお肉ですが、体内に入って消化する過程で段々と温度が下がり、固まってきます。
体の中に残ってしまった脂は、カレーを作った鍋のように簡単には取れず、蓄積されていきます。それによって血液は汚れたり、血管が詰まって、脳梗塞や心筋梗塞になる原因を作ってしまうわけです。
血液の汚れを自覚症状として感じることは難しいけれど、焼き肉やステーキなどをたくさん食べた次の日に、なんとなく胃がもたれていたり、動きたくない気分になったりしたことはありませんか?
それは、消化の循環が悪くなっていることの現れです。T’sレストラン-19
『T’sレストラン』は、私たちが生きていく上で、なんと言っても、「健康」「命」が一番大事と考えています。
いつも元気でいることで、自分の目的や希望をかなえることができるのです。
『T’sレストラン』が提案する食事を通して、皆さんに健康を見直す機会を提供させていただければ、嬉しいと思っています。
どのお料理も、動物性のものを使わずに、料理の旨みを出す工夫をしています。
「動物性食材を使っていなくても、こんなにおいしいんだ!それでいて健康につながるんだぁ!」と
食事制限がなく、どんなものも食べることができる方たちに、実感していただきたいと思っています。
動物性を使わない2番目の理由は、「アレルギー、その他病気などで食事制限のある人に、『T’sレストラン』で外食を楽しんでほしい」という想いからです。
アレルギーや食事制限のために今まで諦めていたメニューを安心して味わってほしい、「『T’sレストラン』に来たら何でも食べられる!」と思っていただけたら、嬉しいです。
(6)実際、乳製品アレルギーのために今まで全く食べたことのないグラタンを「美味しい!美味しい!」と召し上がるお客様、『T’sレストラン』での食事を毎月楽しみにしていらっしゃるお客様、そしてアレルギーのお子様のふだん見たことのない食欲に、涙されるお母様方からとても嬉しい素敵な感想をいただいています。
そんな時に、「あーっ、私たちは本当に『T’sレストラン』を開いてよかった!」と心から実感するのです。

最近お客様の中で、男性の方でもお一人でご来店される方が増えています。
「僕はベジタリアンではないけれど、1週間に1度『T’sレストラン』で食事をすると、体の疲労がなくなるのです!」
とおっしゃってくださり、自分の体を通して実感されているんだな!と思います。
私たちもふだん動物性食材を食べない食事をしていると、本当に体が違うな、疲れがたまらないな…と実感します。
『T’sレストラン』で働いているアルバイトの人が、2週間合宿に行った際、毎日毎日ハンバーグ、唐揚げなどの揚げ物類、カレーなど、いわゆる普通の食事をしていたら、急に疲労がたまり、朝起きた時に、体が重いなぁ!と思ったということを話していました。お客様からも、「ちょっと油断をすると、蕁麻疹が出てしまうのよ。ここに来たら安心して食べれるのよ。」とか、「ここのお店に来てお腹いっぱい食べても、胃がもたれないのよ。やっぱり違うわね。」と言って下さる方がいます。
皆さんも何か思い当たることってありませんか?
今まで、お店でお客様にメニューの説明をする時に、「当店ではお肉・魚介類・乳製品・卵を使っていません。」とお伝えしていましたが、こんな理由から4つのものを使っていないのです。
またこれからも、この「T’sストーリー」で、私たちの想いをお伝えできればいいな!と思っています。
次回もお楽しみに!

最新情報

Disney映画、実写版「アラジン」の主役メナ・マスードさんがT’sレストランに来てくださいました。
カナダ放映の予告編がこちらからご覧いただけます。

T’sストーリー

当店のオーナー 下川 祠左都によるエッセイ「T’sストーリー」は2010年1月から始まりました。専業主婦からレストランの経営者へ。そこから始まる物語をつづっています。

ぜひ最初からご覧ください。

第01回 「プロローグ」

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