昨日7月7日、「ベジ議連」の会長である衆議院議員河村達夫様と事務局長である衆議院議員の松原仁様にお会いしました。「ベジ議連」とは、 ベジタリアン/ヴィーガン関連制度推進のための党派を超えた議員連盟です。
お忙しい国会議員の方々に、今のベジタリアン/ヴィーガン市場、現場の声を聞いていただく機会を小城さんが作ってくださり、心から嬉しく思いました。
コロナ禍によってどの店舗も大変に苦しい情勢です。本来ならば東京オリンピックを目前に控え、世界中の人々で日本が活気づいて、それぞれの店舗も大忙しで、活気にあふれていたんだと思います。
今回のコロナ禍によって、本来の大切にしている柱=健康な食事が消えてしまってはいけません。
ヴィーガン、ベジタリアンの食事は、食べた人のカラダに優しいものです。
これは理論ではなく、実際に食べてみて自分自身のカラダで実感できます。
私はよくお客様にカレーのお皿やお鍋を洗う時の違いを説明しています。
普通のカレーは、洗剤をつけたスポンジが洗った後にベトベトになりますが、ヴィーガンのカレーは洗剤つけずにスポンジでさっと落とすことができます。それが自分たちの内臓に入った時の違いであることをお話しすると、皆さんびっくりされて「なるほど」と納得されます。
欧米では1週間に1度ヴィーガン、ベジタリアンの食事を取り入れることを推進しているように、日本でも、自分のためにこの食事を食べたほうがプラスなんだ!ということをもっともっとアピールできたらいいと思っています。
人にとってなんといっても、「健康」であることが一番大切です。
ココロとカラダが健康でなかったら、働くことも、また人との交わりも楽しくできません。
今回新型コロナウイルスという未知のウイルスがあっという間に世界中に拡大し、だれもが、健康であることの大切さを実感ました。「健康は大事」「命は大事」「自分を大事にする」という意識が高まり、自らどうしたらプラスなのか!を考え実行している人が多くなっています。
「健康」を維持するためには、毎日食べる「食」が大切な要素です。
「食が自分のカラダを作る!」ということも実際に食べる内容によって自ら感じられます。
これから世界中に健康な人が増え、「健康」を柱にそれぞれの得意分野を使って、プラスの成果を出し、健全な社会、健全な思考、健全な空間、健全な環境を作っていく必要があると思っています。
植物性素材で調理された食というのは、環境にも優しく、地球も喜び、気候変動にもプラスを起こすといわれています。
今回コロナ禍によって、この地球に澄んだ青空やきれいな水・空気が戻ってきたといわれています。日本でも地球環境保全の重要性についても理解され、「グリーンリカバリー」を推進していこうと今動きが起きています。
ベジタリアン、ヴィーガンの食事はまさにこのグリーンリカバリーを推進する上でも重要なコンテンツだと思います。
まずは日本でも、欧米のようにミートフリーマンデーが幅広く拡がり、「自分のために、地球のためにこの食を取り入れたほうが得なんだ!」という考え方が自然に浸透していくことによって、グリーンリカバリーも実現されていくのではないかと思います。
そうしていくうちに人々の「食」に対しての考え方も変わり、自分で健康を意識していき、結果健康な人が増えていくのではないでしょうか。
健康な人々が増えることで、楽しく快適で穏やかな環境が作られます。快適な空間が広がって、快適な家族、快適な職場、快適な地域、快適な社会、快適な地球となっていきます。
まず日本人の意識が変わり、「ベジタリアン/ヴィーガン?どんな食事であるのか食べてみよう!」というきっかけができたらいいなと思っています。人のカラダにも地球環境にも優しい、グリーンリカバリーに直結するという【合理の食事】です。
10年前と比べ、ヴィーガン、ベジタリアンの食事に対して関心も深まってきたところです。それなのに、経営が困難になりお店を存続できなくなってしまっては、今までやってきた努力が無になってしまいます。
私たちもこの苦境に何とか立ち向かって人々が「ヴィーガン=美味しい」と思っていただけるように、日々努力していきます。
ですから、今こそベジ議連の皆様、多くの皆様、ご協力ください。
この苦しい時期を逆にチャンスに変えましょう。
日本人の食に対しての意識が好転して、「ヴィーガン、ベジタリアンの食事 」
このような食事を取り入れよう!という形、意識が生まれることを心から望んでいます。
子育てを終え2009年9月25日より専業主婦からT’sレストランのオーナーになりました。健康の大切さを食を通して発信しております。
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